負傷のソフトバンク栗原陵矢、長期離脱へ 左膝前十字靱帯断裂、半月板損傷の疑いと診断

 ソフトバンクは3月31日、栗原陵矢外野手(25)=福井・旧春江工業高校出身=が佐賀県佐賀市内の病院で「左膝前十字靱帯断裂、半月板損傷の疑い」と診断されたと発表した。手術を受けるかどうかや復帰時期は未定だが、長期離脱は避けられない見通し。30日のロッテ戦(ZOZOマリン)で痛めて、途中交代していた。

 昨季初めて全試合に出場した栗原は、昨夏の東京五輪日本代表に選出され、金メダル獲得に貢献した。30日の試合の九回、左翼での守備時に飛球を捕球しようと前進し、中堅手との衝突を避けようとしたが交錯。その際に左膝を痛め、立ち上がれず担架で運ばれた。

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 8年目の今季は開幕から5番打者を務め、5試合で打率3割5分3厘、2本塁打と好スタートを切り、主軸として期待されていた。